残念美女ひろみさん -コンビニ地獄絵図の巻-


「なんで……なんで空かないのよ……! もう本当に限界なのにっ……!!」
 ひろみはコンビニのトイレの前で震えていた。
  ギュルルルルルッグギュルーーッ!!
  ゴロッゴロロロロロギュルルルルルッ!!
 止まることなく鳴り響くお腹の音。ひろみは猛烈な下痢を抱えてトイレが空くのを待っていた。


  ゴロギュリグルッ! ギュルルグルルルグピィーーッ!! ギュロゴロロロッ!
  グピィィィギュルピィーーーーーーーーッ!! ギュルルルルギュルゴロロロッ!! 
(どうしよう……お腹痛すぎ……こんなの普通の下痢じゃない……もしかして昨日の焼肉食べすぎた……? いやそれより結構生っぽいの食べちゃってたかも……え、うそ、もしかして食中毒!?)
 お腹の弱い彼女にとっては慣れ親しんだ感覚のはずが、いつもとは次元の違う腹痛と便意に目を見開く。
 ただでさえお腹が弱い上に自分のお腹をいじめるかのように暴飲暴食してしまう彼女。下痢をする心当たりはいくらでもあるのだった。
 下痢をしては自分の行いを後悔する。それが先に立たないことまで込みで彼女のルーチンだった。

 
「もうダメ……お尻押さえてないと出ちゃう……っていうか押さえてても出そう……!!」
  ブピッ……ブジュッ…………ブビビッ……!!
 早くもガスが漏れ始める。外回り中に強烈な便意を催し、すぐにコンビニを見つけた時は天の助けとも思った。しかし無常にもドアは閉ざされ開こうとしない。
 ひろみは最後の抵抗でお尻を押さえた。だが、それは単なる時間稼ぎでしかない。トイレが空かなければ彼女が救われることはない。

 
「お願い…………早く…………早く…………あっ」
  ゴロゴロギュルルルルルゴロッ!!
  グギュゥゥゥグルルルルルゴロゴロゴロッ!!
 噛み締めていた歯が震えながらわずかに開く。その隙間から漏れる溜息。
 彼女の下着に覆われた下半身でも、同じことが起こっていた。

 
「だ、ダメ…………出ちゃ……うっ…………あぁぁぁぁぁ…………」
  ブジュッ!! ブビィッ!! …………ブジュビチッ!!
  ビチビチビチブジュルーーーッブバァァァッ!!
  ブビビビビゴボッビチィィィィブジュルルルルブリゴボボボッ!!
 液状便が一瞬にして下着を満たし、その外側へと流れ落ちる。脚に黄土色の水流を作りながら、同時に無数の滴が床を叩く。


「うぅぅぅっ…………あぁぁ…………」
  ビュルルルルルルルブジュルルルルルルルブバッビチィィィィィゴボゴボゴボ!!
  ブビチチチチチチチチブビビビィィッ!! ブジュゴボボボボボブビーーーーッブジュルーーーーーーーーッ!!
  ビュルルルルブピピピピピピピピッゴボブバッ!! ブジュブビビブジュルーッビィィィィィィィィィィィッ!!
 滝のように降り注ぐ水下痢が、一瞬にして床を黄土色の海に変えた。
 立ち上る悪臭、汚らしい破裂音、広がり続ける汚水。平和なコンビニの物陰で、凄まじい地獄絵図が繰り広げられていた。


「だめ……いくら何でも…………こんなのっ…………」
  ビュルッビシャァゴボボボビュルーーーーーーーーーーッ! ブパッビチィィィィィィビィィィィィィィィッ!!
  ゴボゴボッビュルーーッブビィビシャーーーーッ! ビチビチビチビィーッビチャーーーーーーーッ!!
  ビュルルルルジャーーーーーーーーーーーーーッ!! ビィィィゴボゴボッゴボボボボボビチャビュルルルッ!!
  ブジャッジャァァァァァァァァァァァァァァァァァァビシャーーーッ!! ビュッビチビチビチゴボブビィーーーーーッ!!
 漏らした経験が本当に数え切れない彼女にしても記憶にないほどの大量の完全なおもらし。
 だめだとわかっていてももう止めようとする気力すら奪われ、彼女はは焦点の合わない瞳を揺らしながら立ち尽くし水下痢を垂れ流し続けていた。


「すみません、お待たせしました…………えっ?」
「あ…………あぁぁ………………だめ…………」
  ビチビチビチゴボッブビビビビッビュルーーーーッ!
  ゴボボッゴボッブジュルルルルブピブビィィィッ!!
 中から出てきた女性があまりの光景に言葉を失う。
 ひろみは、見られてしまったことに驚きながらもお尻からの噴出を止められなかった。

 
「ご、ごめんなさい、待ってるなんて知らなくて……ごめんなさい……」
「うぅぅ…………み、見ないでっ…………」
  ゴボッブブブッブジュルッ…………ゴポビチュブビビッ…………
  ブッ……ゴボボボッ…… ゴプッブリッビチィッ…………ゴポッゴボブボボッ……
 漏らし始める前はなかなか出てこないことに苛立っていた彼女は、それを詰るでもなくただ弱々しく汚物を垂れ流し続けていた。
 今はもう便意を残らず解放することしか考えられなくなっていた。


「ここは店員さん呼んで片付けておくから、早く入ってください」
「は、はい…………うぅ…………もうちょっとで間に合ったのに…………」
 ひろみは彼女に促されてトイレによろめきながら駆け込んだ。
 数分間にわたって猛烈な水音が響き続け、嗚咽の音がそれに続き、紙を巻き取る音が1回響いた後、また数分間滝のような水音が鳴り響いた。
 また数回紙を巻き取ると乾いた金属の音が響き、声を上げて泣く音が数分間響き、ドアが開くと目を真っ赤にした彼女が下半身の汚れを落としきれないまま走ってコンビニから逃げ出していった。




魅力的な3DCG作品を多数制作されているotm-01さんが作られた「残念美女ひろみさん」の作品について、ヒロインがお腹の弱い女性ということで無理を言って制作に混ぜていただきました。本編スピンオフとしてコンビニで大量下痢おもらししちゃったら、というifルートの話で、容赦ない大量おもらしを作っていただきました。原因として暴飲暴食and食あたりというもうどうしようもない下し具合でがんばっていただきました。ここで漏らさなくてもどこかで漏らしてそうですね。
私も昔3Dをかじっていたものとして3Dで下痢表現をしっかり描けるのは素晴らしいと思います。ぜひ今後の作品も期待しております。高画質イラストはotm-01さんのFantiaで見られますので気に入られた方はぜひご覧ください。

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