メゾン・メモワール 第3話「深夜の帰宅」
メゾン・メモワール 202号室 2017年10月28日1時22分
01:22:30
「はぁ、はぁ…………うぅ…………!!」
深夜1時22分。202号室の玄関のドアが勢いよく開き、ふらつく足取りで青白い顔の小さな女の子が滑り込んでくる。
小動物を思わせる138cmの身長に、肉付きの薄い28kgの体はさらに細く見える。白のブラウスに覆われた胸部にはわずかな膨らみもなく完全にぺたんこで、ダークグレーのスカートからは折れそうに細い脚がのぞいている。どう考えても日付が変わった深夜に外を歩いていい年齢には見えない彼女だが、実は大学を卒業し、さらに高度な研究を続けている大学院生である。
彼女の名は小川琴理。天下の「東大」として知られる東都大学理学研究科物理学専攻の修士1年生。深夜まで大学に残り朝帰りや徹夜もいとわない、研究と実験に命を懸ける学生が集う環境において、まだ駆け出しのM1(Master Course 1年生を略してM1と呼ばれる)ではあっても1時台の帰宅時間はそれほど遅いものではなかった。
01:22:41
「んっ……うぅぅぅっ…………!! ………………あぅっ!!」
ゴロギュルゴログルルッ! ゴロッゴロロロロロッ!
ギュルギュルルルルグギュルーーーーッ!! ゴロッ!! グルルッ!
ビジュッ…………!! ビュッ!! ブピィッ!!
彼女の下腹部から何かが蠢くような音が響きわたる。ドアを開けた右手でお腹を抑えようとして、慌ててその手をおしりに当てる。すでに左手の指先は肛門に突き刺されており、その上向きの作用をより強めるために両手で押さえようとしたのであった。しかし、その努力も虚しく、押さえようとした肛門からは破裂音とともに水音が響き始めている。
彼女が憔悴した表情をしているのは疲労のためでなく、耐え難い腹痛を伴う激しい下痢によって、今にも大量の水状便を漏らしそうな状態になっていたためであった。
01:22:52
「あ…………うぁぁ…………だめ……っ…………!!」
ビュルッ……!! ジュッ……ブピッ!! ビューーーッ!! ビピッ……ビュルルッビチッ!!
……ポタタッ……ビチャッ……ビチャビチャッ…………!!
断続的な破裂音が響くとほぼ同時に、黄土色の液体がスカートの裾から流れ落ちる。
床面から見上げたスカートの中には、彼女の股間を覆う下着は見えなかった。
この202号室の住人は何度も入れ替わっているが、なぜか全員がかなりの頻度でお漏らしをしてその映像を記録されていた。
よほど我慢する力が弱いのか、トイレに間に合う回数よりお漏らしの回数のほうが多かった子や、とにかくお腹が弱く毎日数十回水状便を吐き出し、もちろん間に合わないことも多い子、神経性の下痢で腹痛がひどく、苦しみから解放されるために肛門を開いてしまう子もいた。そして現在の入居者である小川琴理ちゃんもその例に倣ってか、毎日極めて高い確率でお漏らしに至っている。
出かける前の映像ではスカートの下に白の厚手のショーツを履いてさらに黒のタイツを身に着けていたはずであり、予備のショーツをカバンの中に入れる姿も映っていた。しかし、家に帰ってきた彼女の下半身にはタイツもショーツもなく、素足の内腿に黄土色の水が幾筋も流れ落ちている。スカートのおしりの部分は、直径10cm以上にわたって汚水が染み込んだ跡で周囲より黒くなっていた。それを隠すように、上着として羽織っていたパーカーを腰に巻いている。
外出中にトイレに間に合わずお漏らしを繰り返し、予備のショーツまですべて失ってしまった哀れな姿で家に帰り着いたものの、トイレに駆け込む前にまたお漏らしが始まってしまったのだった。
01:22:58
「はぁっ、はぁっ…………っうぅぅ!!」
ブチュプジュプチュプゥーーーッ!! ブプッビピーーブジュビュルルルル!!
ビューーーーーッ!! ビチビチッビチチチチチブビィ!! ジュビィーーーーーッ!!
琴理ちゃんは水便が流れ出す感触を左手で受け止めながら、右手でローファーを弾き飛ばすように脱ぎ捨て、震える脚を無理矢理に動かしてユニットバスのトイレを目指す。ユニットバスのドアは出かけるときに開けたままにしている。便器の蓋も開けたまま。1秒でも早くトイレに駆け込むための彼女の習慣であった。
すでに無視できない量の水便を漏らしている彼女だったが、まだ肛門の内側にはさらに大量の汚水が渦巻いている。これを廊下でぶちまけてしまうか便器の中に注ぎ込めるかが彼女の人としての尊厳を大きく左右する。
01:23:15
「うぅ…………あ…………あぁ…………トイレ………………」
トイレの扉の外から広角で撮影するカメラに彼女の小さな体が映った。震える脚で段差を乗り越えた彼女の視界に、求めていたものが映る。
白い洋式便器。同じ方向にはユニットバスの鏡やシャワーもあるが、彼女の両眼の焦点はそれらを無視して排泄物を受け止めてくれる便器のみに合わせられていた。便器内のカメラには、息も絶え絶えにこちらを見つめている彼女の情けなくも美しい表情が映し出された。
01:23:19
「トイレ……トイレ………………あ、あぁ、あぁぁぁっ!!」
便器を目にした瞬間、お腹の痛みが激しくなり、肛門に凄まじい圧力が押し寄せる。体が熱くなり、視界の中心だけではなく全体が白くなる。
排泄欲求という名の本能が、彼女の理性を吹き飛ばそうとしていた。
彼女の体はすでに我慢を放棄し、肛門を開き腸の中身を吐き出そうとしている。それを阻止しようと、何とか動かせる両手をスカートの上から肛門に押し付ける。しかし、スカートの生地は吸水性の高いものではなく、すでに漏らしてしまった水便が吸収されずに潤滑剤となり、肛門を閉じたままにする静止摩擦力としての作用は得られなかった。
01:23:24
「っあああああ!!」
ブジュブバババババビチブビッブビューーーーーーーーーッ!!
ブバッブジュルルルルルルルルルルルルビチチチチチチチッ!! ビチャビチーーーーーーブバァァァッ!!
ブジャッビシャァァァァァァビチィーーッ!! ブジュジュジュッビチィィィィビュルルビシャアアアアアアアアアアアアアアッ!! ブジュビジュッビチチチチチビシャァァァァァーーーーーーーッ!!
スカートの中で爆発が起こった。腸の奥から高速で押し出されてきた水便が、彼女のか弱い指が押さえつける布をやすやすと弾き飛ばし、大気中に飛び出していく。彼女は必死に押さえようとするものの、全開になった蛇口を押さえつけるようなもので、水便を四方八方に飛び散らせる結果しか生まなかった。飛び散った水便がスカートの裾から豪雨のように降り注ぎ、ユニットバスの床に黄土色の飛沫を撒き散らした。汚水の一部は吐き出された勢いのまま重力に逆らって、下着を身に着けていない彼女の腰まで汚していった。一瞬遅れて、彼女の脚の内側と後ろ側にいくつもの黄土色の筋が走り、さらに上から流れ落ちる液体によって複数の軌跡が合体しすべての面積を同じ色で覆っていった。
01:23:43
「あぁぁぁ…………だめ…………だめ…………っぁぁ…………」
あと3歩歩いて後ろを向き便器に腰を下ろす。それだけで安息が得られるはずだった。しかし、すでに彼女の下半身は限界を超えており、もはや僅かたりとも思うようには動いてくれなかった。便器を目の前にしながら彼女の膝は折れ、その場にしゃがみ込んでしまう。おしりを押さえていた指も、震えながら無駄な抵抗をやめた。汚れが少ない右手でスカートを前に引っ張り、これ以上汚れるのを防ぐ。
便器の正面下部に取り付けられたカメラが彼女のしゃがみこんだ姿をはっきりと捉える。他の部屋にはない、この部屋特設のカメラは、トイレを目の前におもらしに至ることが多い琴理ちゃんの姿をベストアングルでとらえるためのものだ。
01:23:55
「…………っううううっ!!」
ビチビチビチビシャァァァァブビューーーーーーーーーーーーーーーーーッ!! ブジャッビチャジャァァァビィィィッ!!
ブシャッビュルーーーーーーーーーッブシャーーーーーーーーーッブビューーーッ!! ビュビュルーーーッビューーービチィーーッ!
ビュッブシャーーーーーーーーーーッジャアアアアアアアッ!! ブシャッビシャビシャジャァァァァブビュルルルルルルーーーーッ!!
脚を少し開いて、衣服をまとわない下半身をむき出しにしてしゃがみ込み、下りきったお腹の中身を肛門から吐き出し続ける。まるで和式便器をまたいでいるような体勢。しかし、彼女の両足の間には汚物を受け止めてくれる容器はなかった。
吐き出された水状便は至近距離でユニットバスの樹脂製の床に叩きつけられ、彼女の足の内側を一瞬にして汚しきり、飛沫を一面に飛び散らせながら汚水の池を広げていく。あっという間にその池は彼女の両足を飲み込み、指の間にまで黄土色の汚物を塗りたくった。末梢血流より高い直腸温の液体が皮膚にわずかな温感を与える。
01:23:16
「ふぅ……………ぐぅっ………んんんぅっ…………!!」
ブシャビュルルルルルルルルルルルルルルルッ!! ブピビチッジャァァァァァァァァビシャァビシャビシャビシャビシャーーーーッ!!
ブビィーーーーーッブジュビィィィィィーーーーーッ!! ブジュルルルルビシャーーーーーーーーーッ!! ブシャビュルルルッ!! ブシャビシャブシャーーーーーーーーーーーッ!!
ビュルッビシャァァァァァァァァジャアアアアアーーーーーーーッ!! ビチブビューッ! ビシャビチャビシャアッ!
ブシャッジャァァァァァァァァビュジャーーーービチビチビチッ!! ブジャッビシャアアアアアアアッ!! ビュルルルルルルルルルルッブビューーーーーーーッ!!
汚水の海にしゃがみ込む彼女の肛門からさらに大量に、絶え間なく噴射される水便。肛門の開口径を遥かに上回る圧力が押し寄せ、高圧の水流が床面を削りそうな勢いで叩きつけられる。すでに着弾点は黄土色の海と化しており、跳ね返った汚水と跳ね上げられた汚水と広がっていく汚水が彼女の下半身を汚していく。
01:24:43
「はぁっ、はぁっ…………うぅ………………んぐっ……ふうぅぅ!!」
ギュルギュルギュルーッ! ギュルルルピィィゴロロロロロッ!!
ビュッビチィーーッ! ビシャビシャアアアアアアアッ!!
ビシャァァァァァビィィィィッ!! ブシャッビシャーーーーーーーッビュルルルルルビチィーーーーーッ!!
ブピッビシャァァァァァビチィーーーーーーッビュルルッ! ビシャビシャァァァビュルルブシャーッ!!
わずかな息継ぎの間にすら、彼女の腸の奥から液体を輸送する蠕動音が響き、次の瞬間にはおしりから大量の汚水が迸っていく。体外に放出された黄土色の液体の温度が下がり、表面を余さず包み込んだ足の皮膚から熱を奪っていく。そして、そのすぐ後に新たに爆心地から広がってきた水便が再び温かい体温を足に伝える。水便を漏らしながら大量に吐き出してなお繰り返される苦悶、腹痛、噴射の三拍子が彼女の小さな体を苦しめ続けていた。
01:25:01
「う、うぅぅぅ…………おなか…………いたい………………」
ビィィィィビィィィィビシャーーーーーーッ!! ブピッビチィーーーーッビュルルルルビィィッ! ビシャビシャビシャブビィブビビビビビビブーーーーーーーーッ!!
ゴログルルルルルルルギュリリッ! ピーーゴロゴロギュルゴロロロッ!
ビュルルルルルルビシャーーーービィーーーーーーーーッ!! ビュビチャブシャーーーッビシャアアアアッ! ブピィブピピピピピブビブビブブブゥゥーーーーーッ!!
直腸内の水状便をすべて吐き出すと、すさまじい音を立ててガス交じりの液体が肛門を激しく震わせる。しかし、彼女の腹具合は回復の兆しすら見せず、激しい腹痛とともに苦しげな音を立てて新たな汚水が充填される。
立ち上がって3歩進んで後ろを向いて便座に腰掛ける。5秒あれば完了するはずのその動作を彼女は行うことができず、おなかを抱えて苦しみに震えている。映像の中の彼女の心の声は伝わってこないが、常人離れしているはずの彼女の知性を幼児レベルまで退化させてしまうほどの腹痛に支配されていることは客観的に明らかであった。
01:25:36
「ぐぅぅ……………んっっ………………ううう…………」
ゴロロロログルルルルルグウーーーッ!! ギュルルルッ!!
ゴロゴロロロロロギュルギュルギュルーーーーーッ!!
グギュルグルルゴロロロロギュルルルルルッ!!
グピィィィィィギュルピィーゴロゴログギュルルルルルルッ!! ゴロピィーーギュルグギュルルルルッ!!
噴出が一度止まっても、彼女のお腹から鳴り響く音が収まらない。重苦しい音が発せられるごとに、排泄すべき汚水が彼女の直腸に充填されていく。肛門はもはや一瞬も閉じることはなく、むしろ数秒ごとに膨らんでその奥から押し寄せる液体を吐き出そうとする。
01:25:58
「んうぅぅ!! ふぐぅぅぅぅーーーーっ…………っうううんっ!!」
ジャァァァァァァァァァァビシャーーーーーーーーッビュビュルルルルルルルルルルルッ!! ブピッビチィィビシャアアアッ!!
ブパッビュルルルルルビュージャァァビチャジャァァァァァァァァビュルーーーーーーーッ!!
ビュルッブシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァジャーーーーーーーーーッ!! ビシャビュビィィィッ!!
ブピッビシャァァァァァァァブビューーーーーーーーーーーーーーーッ!! ビシャービチャジャァァァァァァブビューーッ!! ビュビィィィィッ!!
直腸内に充填された水便を一気に噴射する。着弾点はすでに黄土色の汚水の海と化しており、その汚水を跳ね上げ飛び散らせ撒き散らし塗り拡げていく。両足の内側は肌色の部分がなく汚物に塗りつぶされようとしている。
01:26:44
「んっ…………っく、っあぁ、ぁっ!」
ビシャビシャーーーーーーッジャーーーーーーーーーッブピーーーーブビピピィィッ!!
ブププププビピピピピピピピピピピップジューーーッ!! プジューーーッ!! ブーーーーーーッブピピピピピピピピピッ!!
ププププッ! ブピップジューーーーッブピピピブチューーーッ!! ブププブジュブチューーーーーーービピーーッ!!
連続的に流れ出していた水状便がいきなり途切れ、破裂音とともに肛門で気体が炸裂し茶色い飛沫が弾ける。汚水を出しまくっていた時よりも大きい破裂音が部屋中に響き渡った。外のトイレで周りに人がいれば羞恥で真っ赤になってしまうような激しい音である。
01:27:08
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…………」
ピィィィィィゴロゴロロッ!! ギュルルッ!!
グピーーグルグギュルーーーッ!! ゴロゴロピィーーーッ!
その飛沫混じりの気体の噴出が終わり、慎重におなかをさする彼女。
まだまだ腹痛は収まらないが、ひとまず大量の汚物を体外に放出し、やっと一時の安息が訪れようとしていた。
01:27:16
琴理ちゃんの足元は惨憺たる有様になっていた。
彼女の腸内から吐き出された汚水の池。粘性のない水そのものの便はあっという間にその面積を広げ、直径1mを超える大きさの池を作り上げていた。後ろはユニットバスの部屋の隅に達しており、前は便器と床の接続部の半分ほどまでを覆っていた。側面も、力なく開いた脚の幅に倍する距離まで汚水が広がっている。
そして、その池の周辺には最長距離を競うかのように弾き飛ばされた黄土色の飛沫が無数の滴となって存在している。汚水の池に向かって腸内の圧力そのままに水便を叩きつけた結果、反発係数そのものは変わらないものの、数メートルの高さから汚水をぶちまけたに等しい反作用が発生し、四方八方に飛沫を飛び散らせてしまったのだった。もちろん、至近距離に存在する障害物である彼女のおしりはほぼ全面で黄土色の飛沫を受け止めてしまい、流れ落ちる過程で無数の滴が一体化し、おしり全体が光沢で覆われてしまっている。
彼女の身体を汚すのは、トイレに入ってから出したものだけではなかった。おしりの中心部は、トイレに駆け込む途中に漏らしてしまった水便が押し付けられ、さらに濃密な汚れ方を呈している。しゃがみこんだ両足には何本もの黄土色の水流が伝った跡が残り、靴下を履いていない脚のくるぶしまで流れ落ちた水便の跡が刻まれている。
ここまで被害が大きくなった理由は自明である。彼女がパンツを履いていなかったからだった。朝出かける時に履いていたパンツ、いつも予備としてバッグに入れている2枚のパンツ、出かける間際におなかの具合を考え追加したであろう3枚のパンツ。5回おもらししてもまだ着替えがあるはずだったのに、家に帰り着いた彼女のスカートの中に、おしりを覆う下着は残されていなかった。予備を入れ忘れた時に着替えを使い果たして帰宅することは何度かあったが、これだけの数の下着をすべて失ってしまうことは滅多にないことだった。彼女としても経験が少ないほどのお腹の下り方なのであろう。
01:27:51
「……んっ…………うぅぅ……」
琴理ちゃんは震える脚に力を込めて伸ばし、汚物の海の中で腰を上げた。立ち上がった、と言うにはあまりにも前かがみで苦しげな姿勢。冷たくなりつつある汚水のおぞましい感触が両足を包み、今にもこの汚物の海から逃げ出したいのだろう。しかし、彼女はそこから足をほとんど動かすことなく、その場で身体の向きを変えて便座に座り込んだ。
01:28:02
「くぅっ………うぐぅぅっ……………」
グピィィギュルゴロピィーーーーーーッ!!
グギュゥゥゥゥゥゥゥゥギュルゴロロロギュルルルルルルッ!!
お腹の奥から土石流が押し寄せるような低く重い音が響く。彼女の排泄はまだ終わっていなかったのだ。押し寄せる新たな便意の予兆に突き動かされた彼女は、お漏らしの後始末もできず便器に腰掛けることしかできなかった。幸いなのは、この便器の蓋は常に開けてあることだった――それを開けるるための数秒のロスが致命的になることがわかっているために。
普段なら脚を揃えて座る彼女だったが、今その体勢を取ったら汚水の真ん中に足を浸してしまうため、両足を少し開いて座り、なんとか汚水の海の外側につま先を立てる。開いた足の角度はおよそ30度で、両足の間には15cmほどの間隔が空き、真上や斜め上から便器の中が見える体勢になっていた。
01:28:17
「う……っ……うううっ!!」
ギュルルルルルルルピーギュルーーーーーーーーーッ!! ギュルルルルルッ!!
ギュルギュルピィィィィィィピィーーーッ!! ゴロロロロロロロロゴログギュルルッ!!
………………ブピッ! ……ジュルッ…………ブププビチッ!! ビュッ!! ………………ブビブビビブビビビィッ!!
猛烈な勢いで音を立てるお腹をさすりながら、何度も下腹部に力を込める。便器の中ではめくれ上がるように開かれた肛門が数秒間連続して盛り上がり、時にはそのまま引っ込み、時には水便の飛沫を飛ばし、時には激しい破裂音を炸裂させた。
01:28:43
「んっ!! あ、ああああ…………っっ!!」
ビュビシャーーーーーーーービュルーーーーーーーーーーッジャアアアアアアアアアアアアアアッ!! ビシャビシャブビューーッ!!
ブジャッビュルルルビィィィッ!! ビュルッビシャァァビチビチビチビシャーーーッ!!
ブシャッジャーーーーブシャァァァァブシャーーーーーーーーッブビビビビビブジューーーーーーーーッ!!
お腹を押さえた彼女が身を強張らせた瞬間、開ききった肛門から凄まじい勢いで水便が噴出した。便器の後ろ側の陶器面に近い水面に凄まじい初速度のまま叩きつけられた水便は、一瞬で便器の水を黄土色に染め上げ、同時に大量の飛沫を巻き上げた。便器内後方のカメラの映像が一瞬で黄土色一色になり、一瞬遅れて側面のカメラも同じ映像になった。さらには、かなり距離があるはずの前方のカメラにまで、数十個の黄土色の水滴が付着し視界を遮った。
それだけでなく、わずかに開いている両脚の間から飛沫が跳ね上がり、便座に10箇所の汚れを付けた。さらに、便座を飛び越えて便器の下にある汚水の海にも5個の波紋が浮かんだ。
01:28:12
「くっ…………うぅぅぅぅ!! んんーーーー……っ!!」
ジャァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッビシャビシャビシャブビーーーーーーーーーッ!!
ビュルッブシャーーーーーーーーッビチィーーーーーーーーッ!! ビュルッビチィィィィブビビビビビブジュルルルルルルルルッ!!
ブパッジャァァァァァァァァァァァァァビシャビチィーーーーーッ!! ブジャビチィーーーーーーッジャーーーーーーーーーーッ!! ビシャブシャブシャーーーッ!
ブシャビュルーーーーーーーーッビシャーーッビチィィィィィィィィィブビューーーーーーーーッ!!
さらに止まることなく肛門から噴射される黄土色の汚水。まるで厚さ1mm幅2cm高さ15cmの板が直立しているかのように、彼女のお尻の穴から便器の水面まで途切れることなく汚水が吐き出され続ける。先程の便器前での排泄で汚れきったおしりにさらに汚物が跳ね上げられ、また球状の皮膚表面を滑り落ちていく。便器の外まで飛び上がった飛沫がまた床の汚物溜まりに波紋を作り出す。
01:29:42
「はぁっ、はぁっ、っ、っううう……!!」
ビシャビシャビシャッ!! ジャーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ビチビチビチッブピピピピピブジュルルルルルッ!!
ビチビチブジュブシャァァァァァァァァァァビュルルルルルルルルルルルルルルルッ!!
ブジャッビュルルルルルルルビューーーーーーーーーブシャーーーッ!! ビチビチビチビチビュルーーーッ!
息をつく間にも水便がおしりから流れ出し、黄土色に染まった便器の中に新たな飛沫を散乱させる。後方のカメラには絶えず黄土色の水滴が無数に直撃し、恥ずかしい光景が撮影されるのを防ごうとしているかのようだった。
01:30:28
「うんっ…………っくぅぅ…………あぁぁぁ……!!」
ブピッジャーーーーーーーーーーーーービュルルルルルルルルッ!! ブシャッビシャビューーーーービシャアアアッ!!
ビシャビチィィィィィビシャーーーーーーーーーッ!! ビュルッビューーーーブビューーーーッ!! ビチビチビチィーーーーッ!
ブピッビュルビュルルビチィィィィビシャーーーーーーッジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!! ブシャビシャジャアアアアーーーーーーーーーーッブシャーーーーーーーーッ!!
しかし、便器内側面のカメラは流れ出る汚水の滝をはっきりと捉え、前面のカメラは無数の黄色い飛沫で汚されつつある子供のような縦筋と、盛り上がり広がったままの排泄口、さらに水便が叩きつけられて水かさが増していく黄土色の水面を録画し続けている。前方斜め上からのカメラには前かがみになりぎゅっと目を閉じる苦痛の表情と、音を立て痛み続けるお腹をさすり続ける動作、ぐしゃぐしゃにたくし上げたスカートが映っていた。トイレに座る姿としては、膝上か膝下まで降ろされた下着があるべきであったが、彼女は脱ぐべき下着を身につけていなかった。そのため、彼女は汚れた床面を避けて脚を開くことができたが、それ故に斜め上からのカメラがその隙間から便器の中の黄土色の惨状を記録していた。
01:31:12
「うっ…………うぅぅ…………んぐぅ…………………!!」
ブシャッビィーーッジャァァァァァビュルルルルルルルッ!! ブーーーーーーッ!! ブピィッ!! ブピピビュルッ!! ブピピピピピピブビィッ!!
ブシャブシャビュルブシャーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!! ブビビビビッ!! ブーーーーーッブピッブビビビビッ!!
ビチッブーーーーーーーーッ!! ブビビビビィーーーーーーッ!! ビュルルッ!! ビシャブジューーーッ!! ビィッ!! ブジュビチビチブーーーーーーッ!!
ブビッ!! ブビビィッ!! ブジュビチッ!! ブジュルッ!! ブビーーーーーーーーーッ!! ビチッ!! ジャアッ!! ブジュブジュブジュビシャアアアアアーーーーーーーーーーーーーッ!!
絶え間なく続いていた水流が肛門で弾ける。汚水の飛沫がすでに汚れきった便器の中に飛び散り、肛門を震わせる破裂音とともに陶器や水面を叩き汚らしい音を響かせる。
また大量に水便が流れ出し、再度途切れる瞬間に炸裂する轟音。時間あたりの排泄量は確実に減ってきているが、彼女の体から発せられる排泄音と便器内の汚れ具合は逆に激しくなってきていた。
01:32:04
「っうーーーーーーっ!!」
ビィーーーーーーーッビシャビシャビシャァーーーッ!! ブビビビビブーーーーーーーーーーーーーーッ!!
…………………………ブビッ………………ビッ…………ブプビュルッ…………
激しい音とともに水便が弾け、一杯に膨らませた汚水まみれの肛門からの噴出が収まる。
お腹を押さえながら脚を震わせ、肛門を押し広げ続けるが、断続的に少量の水便が飛び出すだけで、まとまった量の放出は見られなくなっていた。
01:32:30
「はぁっ…………はぁっ…………はぁぁっ…………」
一杯に膨らんで開いていた肛門が閉じて引っ込んでいく。やっと凄まじい便意から解放され、ドアが開いているにも関わらず下痢の刺激臭に満たされたユニットバスの空気を吸い込みつつ、安堵の息を漏らす。彼女が家に帰り着くと同時にトイレに飛び込んでからすでに10分が経過していた。
便器や床を映したカメラほぼ全てに、一人の小柄な女の子が作り出した黄土色の汚水の海が広がっていた。
01:33:00
「うぅ…………また…………」
息をついて視線を下ろした彼女の視界には、自らが排泄した黄土色の水便が広がっていた。漏らしながら駆け込む途中でトイレの前の床にこぼしてしまった汚物。トイレを目前にして力尽き作り上げてしまった汚水の池。便器の中を完全に覆い尽くした水便と飛び散った飛沫。
そして汚れは彼女の体にも広がっていた。肛門はもはや形容し難いほど水便にまみれておりわずかに形を変えるごとに数滴の汚水の滴がしたたってきていた。その周りも漏らした水便で汚れていた。下着を履いていなかったために前の方まで汚れが広がるのは避けられたが、その分脚に流れ落ちた水便の量が多く、いくつもの黄土色の筋が脚の内側に曲線の軌跡を描いていた。光沢のある軌跡とは別に、不連続にいくつかの点状の黄土色の汚れが残っている箇所がある。今回漏らしたのではなく、下着をすべて失うまでの過程で漏らした便を拭き残していたのであろう。
01:33:25
「んっ……………………」
おしり洗浄ボタンを押して洗浄機能を起動する。先端に汚水の飛沫をつけたノズルが伸び、清浄な温水を放射する。凄まじい頻度で水便排泄に酷使される彼女の肛門にはなくてはならない温水洗浄装置であった。
おしりの穴を広げたり閉じたりしながら20秒ほどかけて水便を洗い流す。
01:33:47
「……………………」
紙を巻き取って何重にも重ね、手のひらでおしり全体に押し付けるようにして水滴を吸わせる。
中心部の汚れは温水洗浄機能で流されているはずだったが、それでもかなりの水便が残っており、紙の裏側まで貫通するほどに黄土色の汚れがじっとりと染み込んだ。それ以外の部分にも、無数の水滴が不規則な黄土色の点描画を描いている。
まだおしりの汚れが残っていることは明らかだったが、彼女は腰を上げ、まだ汚れに侵食されていない便器の側面に足を下ろして衣服を脱ぎ始めた。ブラウスのボタンを外して脱ぎ、カップも付いていない白のキャミソールもめくりあげて洗面台の上に乗せる。膨らみが二重不等号で表せるほど小さい上半身を露わにし、腰に巻いていたパーカーを外した。その下にあるダークグレーのスカートは、おしりの周りが明らかな濃い色になっており、汚水が染み込んだことがはっきりわかる状態であった。汚れたスカートを床の隅においてあった洗面器に放り込む。
下半身を覆っていたのはスカートのみで、パンツや靴下はもとから身につけていなかった。水便で汚してしまい予備も使い果たしてしまったのだろう。一糸まとわぬ姿になった彼女の姿が、バスタブに向けたカメラの中央に映る。
01:35:02
「ふぅ…………………………」
シャワーを手にとって床に広がった汚れを洗い流す。黄土色の水たまりの中に排水溝を詰まらせるような固形物がないことは自分が一番わかっているのだろう、汚水溜まりの外側から水流を浴びせて躊躇なく洗い流していく。1分も経たないうちにトイレの床の水便は跡形もなく消失し、排水口から下水へと押し流された。
なぜか入居者が下痢便を漏らす確率が高いこの部屋。その理由は別に心霊現象などではなく、下痢便を漏らす確率が高いお腹の弱い子がこの部屋を選んで入居しているためだった。その理由は、一般的に不動産としては不人気になりがちなユニットバスである。トイレと浴室が一緒の空間であるため、漏らした場合の後片付けや、汚れた体を洗うのが圧倒的に楽なのである。どうも大学のサークルのような位置づけでお腹の弱い女子学生の集まりが作られているようで、その仲間内ではユニットバスでセキュリティがしっかりした大学近くの便利な物件としてここが紹介されているらしい。確かに2人目以降の入居者は仲介業者を通さず前の入居者からの紹介であった。
01:36:08
「……………………」
琴理ちゃんはそのままバスタブに入り、シャワーで汚れた下半身を洗い始めた。バスタブも上から、正面から、斜め下から、真下から複数のカメラが被写体を捉え続けており、これだけでも通常のお風呂盗撮として成立するほどである。一糸まとわぬ体はほとんど凹凸がなく小学生にしか見えない小柄な姿であった。
彼女はいつも限界まで我慢している上に便器を目にすると緊張の糸が切れてしまうようで、便器を目前にして力尽き水状便を大量に漏らしてしまうことが多い。特に帰宅時はおもらし率が高く、その割合は50%ではきかず70%にも達する。その度にこのシャワーにお世話になっており、入浴のためよりも水状便を流すために使われた回数の方が多いほどであった。
01:37:41
「うぅ……………………」
一通り下半身をシャワーで洗った後、ボディソープを手にとって汚れた箇所を念入りに洗い始める。まず洗わなければならないのがおしりの周りである。度重なる排便で充血して腫れ上がった肛門は触れるだけでも痛くてたまらないが、洗わなければ汚れのせいでさらに痛みとかゆみが増していくだけである。温水洗浄便座では流しきれない肛門のしわの間の水滴や、跳ね返っておしり全体に広がってしまった飛沫なども洗わなければならない。白かった泡がわずかに黄色味がかったのが目に入り、慌ててまたシャワーでおしりを洗い流す。
変色が無視できるほど小さくなったところで、脚に伝った水便の滝の跡を洗っていく。こちらの方がこびりついた汚物の残量が多く、おしりを洗ったときよりも黄色い泡が生まれ、バスタブの排水口へと流されていった。
01:38:55
「はぁ…………」
下半身をなんとか洗い終えた彼女はシャワーを止めシャンプーを手に取ったが、洗面器に放り込まれたスカートを目にし、どうすべきか考え始めた。先に頭を洗って入浴して体を温めたいが、汚れ物を先に洗ってしまった方が衛生的ではある。彼女の高速思考回路が最適解を見つけるのには数秒もかからないはずであった。
01:38:58
「…………っ!!」
ギュルゴロロロロログルルルルッ!! ゴロログルルルルピィィィィィッ!!
彼女の下腹部からおぞましい音が響き始めると同時に、上半身が苦しげに前に倒れた。
これだけの水便を出しても、まだ彼女の排泄は終わっていないのだった。
01:39:08
「あ、あっ…………!!」
ギュルルルルルルギュルギュルピィーーーーーーグギュルーーーーーーーッ!!
グピィグギュルルルルギュルピィィィィィィグルルルルルルーーーーッ!! グルルルルルギュルグギュルギュルルルルルルッ!
お腹の音が激しくなり脚が震え始める。慌てて彼女は両手でお尻の穴を押さえ、便器に座るまでの時間を稼ごうとした。
01:39:23
「あ、あああ、あぁぁ…………」
ブシュッ!! ビュルビュルルルッ!!
ブビビチャッ!! ビィィィッブビビビビビブジュブジュビシャビシャッ!!
両手がおしりに触れようとしたその瞬間、それより早く開いてしまった肛門が水便を噴射する。徐々に激しくなる排泄音が、必死に食い止めようとする努力が自らの身体に裏切られていく様を映し出していた。
01:39:31
「だ…………だめ…………っうぅ!!」
ビシャビシャビシャビシャビシャブバビシャーーーーーーーーーーーッ!!
ブパッビュルビチャビシャーーーーーッビィーーーッ!! ビシャアアアアッ!
ビチィーーーーッジャーーービィィィィィィィィィィィッ!! ブピッジャアアアアアアアアッ!!
ブパッビュルルルルブシャーーーーーーッビシャーーージャーーーーーーーーッ!! ブシャビシャブビューーーーーッ!! ブビュルルルルルルッ!
彼女のおしりからまたも水便が高圧噴射される。幅2cmほどの水便がほぼ45度の角度で斜め後方に吐き出され、バスタブの壁面を叩き反射した飛沫を散乱させる。着弾点そのものの大きさは幅4cm程度であったが、もともとの噴射圧に加えて今回は体を折り曲げているとはいえ中腰の姿勢による肛門の高さの位置エネルギーも水便の速度に転換される。そのため飛沫は水平方向に1m近く離れた彼女のふくらはぎまで達し、一度綺麗にした下半身を再び汚す結果となった。
01:39:56
「あぁぁ…………んっ…………うぅぅ…………っ……」
ビシャビシャビシャジャアァァァァァァッ!
ビュビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!! ブシャァァァァァァァビチィーーーーーーーッジャーーーッ!!
ブシャッブシャァァァビュルルルルルルビシャーーーーーーーーッ!! ビュッジャァァビシャーーーーーッ!!
ビュビチィーーーッ!! ビシャビチィーーーーーーッビシャーーーーーーーーーーーーーーーーッビィーーッ!! ビュルッビシャビシャジャアアアッ!
止まることなく続く排泄。度重なる便意と腹痛と我慢とおもらしに疲れ果てた彼女の小さな体はすでに限界を迎えていた。肛門は抵抗することなく腸内の圧力をそのまま噴射し続け、バスタブの中を汚物溜まりに変えていった。またも両足が生温かい液体に包まれ、その嫌な感触が体を震わせさらに多くの汚物を浴槽の中に叩きつける。やや色の薄くなった黄土色の水たまりが広がっていく様を真上からのカメラが刻々と捉え続けていた。
01:40:31
「ふぅぅっっ…………っうぅぅっ!!」
ブピッジャーーービュルルルルルルルルルルルブビューーーーーーーッ!!
ブシャビュルルルルルルルルルルルルルルルッ!! ブシャッビチィーーーーーーーッブシャーーーッ!!
ブパッビチャジャアアアアアアアアアアアッ!! ビシャーーーーーーッビィーッジャァァァビュルーーーッ!
ビシャジャアアアッ! ビュッブシャーーッビチャビュルルーーッ!! ブピッビィーーーッビシャーーーーッビィィッ!! ブシャブシャァァァビチビチビチィーーッビュルーーーーーーーーーッ!!
膝を閉じ前かがみになった体勢で凍りついたかのように震えながら、腸と肛門のみが活発に動き凄まじい噴射を続ける。バスタブの底一面が黄土色の汚水で覆われ、排水口から流出する液体よりもバスタブに吐き出される水便の方が多く、飛沫を撒き散らしながら汚水溜まりがどんどん広がっていく。せっかく綺麗にした両脚にも、黄土色の水流が片側で5本以上流れ落ち、再び汚れに覆われていた。
01:41:07
「うぅぅぅぅぅ…………!!」
ビチィィビチャビシャビューーーーーーーッ!! ビィィィブビビビビビビィィッブーーーーッ!!
ジャアッ! ビシャアアッ! ビシャビュルルッ! ブビビビビビビュルルルルーーーーーーッ!!
ブピピピピピブピッブビブーーーーーーーーーッ!! ブビューッ! ビィィッ! ビュルッブシャーーーーーーッ!
徐々に水流が断続的になり、変わって水飛沫の炸裂音が混ざる。バスタブの中で跳ね返ったのとは異なり、おしりの高さで様々な方向に吹き飛ばされる液滴は凄まじく広範囲に飛び散り、バスタブの外にまで汚れの範囲を広げ始めた。
01:41:51
「ふぅぅ…………はぁぁっっ…………………あああぁぁっ!!」
ビュルルッ!! ビュルーッ! ビィーッ! ブピッビィッブーーーーーーーーッ!
ブジュブジュブジュブピィィィーーーーーーーーーッ!! ビチビチッ!! ビチビチビチビィーーーーーーッ!!
ブプププププブピィィィッ!! ブピッブビューッ! ブシャーーッ! ブビブビビビブーーーーーッ!!
ブジャッビシャアアアアアッ!! ビチビビビビィッ! ジャーーーーーーーーーッビシャアアッ! ブピブピピブピブブーーーーーーッ!!
ビチチチチチビシャビシャビシャッビチビチビチビチブピビシャァァァァァァァァァァァァァァジャアアァァァァァァーーーーーーーーーッビヂビヂビヂィッブジュブシャーーーーーーーーーーーーッ!!
彼女が絞り出すように体を震わせると、一旦収まってきた勢いが再び強くなる。肛門が喘ぐかのように閉じたり開いたりを繰り返し、その度に流出と爆発と沈黙の三拍子が繰り返される。やがてその周期が徐々に早くなり、祈るような声とともに凄まじい噴射が始まった。水飛沫を撒き散らしながら大量の水便が連続して噴射される。1秒、2秒、3秒、…5秒…10秒……20秒……これだけ出しながらまだ体の中に残っていると信じられないほど大量の水便が溢れ出してくる。さらに噴射は続き、1分以上に渡って汚水を撒き散らし続け、彼女の体と後方と足元を黄土色に汚し尽くした。
01:43:00
「はぁ…………はぁっ…………っ…………」
水便の滴が左脚に流れ落ち、彼女の肛門からの噴出が止まった。
バスタブの中は凄まじい有様になっていた。
後方の壁面ほぼ真ん中の高さに叩きつけられた水便は、壁面に直径50cmほどの黄土色の円を描いた。その周りには飛び散った黄土色の滴がバスタブの上の風呂場の壁にまで及び、最も高い位置では琴理ちゃんの身長ほどにも達していた。バスタブの底はすべて汚水に覆われており、側面にも一番上まで飛沫が飛び上がっていた。それだけではなく、壁を飛び越えてユニットバスの床にも5つほどの汚れが届いている。
この惨状を作り上げたのはもちろんその中心にいる琴理ちゃんである。身長140cmに満たない小さな体を前に傾け、両手でお腹を抱え、膝を60度曲げてぎりぎりのところで倒れずに立ち続けていた。肛門の周りは流れ出した汚水で汚れきり、さらに流れ落ちた水流が両脚に黄土色の小さな川を描く。両側に5本ずつであったのが、左脚にさらに一本の流路が加わり左側だけ6本となった。漏らしながら家までたどり着いた時よりもひどい汚れ方であった。
01:43:41
「うぅっ…………」
右手でシャワーを取り上げて透明なお湯を流しだす。左手の方が近かったが、おしりを押さえようとして間に合わなかったために左手は自らの水便の直撃を受けてしまっており、人差し指と中指の第二関節より先は黄土色にコーティングされていた。
まずその手の汚れを落とし、後ろ上方からおしりにシャワーを流しかけ、汚水を流し落とす。次に左手でおしりの穴を撫でて汚れを擦り落とす。さらに脚にも念入りにお湯をかけて伝った汚水の滝を洗い落とす。この間に底面の汚水も流され、バスタブのアイボリーの色が見え始めていた。
一通り洗い終わったところでボディソープを使って下半身を綺麗にする。先程やったことと同じだが、今回の方が汚れの量が多く時間がかかった。さらに、お尻の穴が極度に敏感になっており、お湯をかけるだけでも痛みが走る状態で、石鹸の泡をつけた手でゴシゴシとこすることができず、泡で肛門を包むようにして汚物を浮かし落とすというやり方を取らざるをえなかった。
01:48:11
「……………………ん…………………」
下半身をようやく洗い終えた彼女は、バスタブの中の汚れを一通り流し落とすと、スカートを放り込んでおいた洗面器にシャワーをかけ、表面についた汚れを洗い落とした。そのまま中性洗剤を混ぜて漬けておく。ダークグレーの生地に黄土色の染みはそれほど目立たなそうであった。
01:48:22
「…………いまのうちに…………」
ついで、風呂場を一旦出て、玄関に投げ捨てたリュックサックから密封袋を取り出す。中からは、生地の半分以上が黄土色に染まった白い――白かったパンツが3枚現れた。小学生の女の子が履くような厚手のパンツである。汚物は流して水洗いしてあったが、黄土色の色素はパンツの生地にしっかりと染み込んでしまい、お漏らしの痕跡がはっきりと残っていた。彼女はそれをバケツに入れて水を汲み、塩素系漂白剤を投入した。
01:50:03
「これで……………………うん……………………」
次亜塩素酸ナトリウム0.06%水溶液を作製する。バケツの水3リットルに対してキャップの半量を3回。流れるような動作で体で覚えているであろう手順を行った。
「汚れ仕事」が終わった後、彼女はバスタブの中でやっと普通のシャワーを浴び、短い髪を洗い、石鹸で体の上から下までを洗った。身体的にはあまり成長していない彼女の体は、生まれたままという言葉がふさわしい姿であった。綺麗になった体を拭いた頃には、バケツで漂白剤に漬けたパンツが、漏らしたのが嘘だったかのように真っ白になっていた。子供っぽい白無地のパンツは、強力な漂白が可能であり大量の下痢便おもらしをしても再利用可能であるため彼女が好んで使っているのだった。
02:13:50
「ん……………………」
クローゼットから出した新しいパンツを身につけ、小柄な体に似合う可愛らしいパジャマを身につけて髪を乾かし、携帯電話の予定表を確認した後電気を消してベッドに倒れ込む。真っ暗な部屋を見守り続ける赤外線カメラの撮像素子には、目を閉じずに瞳を時折動かす姿が30分ほど記録されていた。今日の研究で解決できなかった問題をまだ考えているのか、予備のパンツをそろそろまとめ買いしようと考えているのか。小さくコクリとうなずくように首を動かし、彼女はそっと目を閉じた。
忘れないうちに彼女の鞄につけたGPSタグの位置情報を用いて今日の行動を解析する。
朝はいつも通り最寄り駅から地下鉄で通学していた。乗車駅と降車駅の両方で動きが止まっておりトイレに駆け込んでいたと思われる。その後講義や研究中にもトイレに駆け込みまくっている。計算機室など室温が低い部屋での作業があってお腹を冷やしてしまったのか、昼過ぎには3時間の間に7回もトイレに通いおもらしを繰り返してしまった。夜になって終電に間に合うように帰ろうとしたが、便意がおさまらなくて駅のトイレから出られず終電を逃してしまい、パンツをすべて失ってしまった状態で寒空の下を歩いてお腹を冷やしきり、途中の公園のトイレやトイレのない公園に駆け込んでいた。満身創痍で家に帰り着いた時にはまたも便意が高まっておもらしが始まっていた、という様子であった。トイレに行った回数は30回近くであろうと思われる。
トイレの回数としては彼女にとっては平均的な数字だが、パンツを少なくとも5枚は失っており、お漏らし回数はこれまでの中でもかなり多いと思われる。
夜が明ければ土曜日。世間一般には休日である。それでも大学院の学生にとっては「雑用がなく集中して研究できる日」になってしまうこともあり、琴理ちゃんも半分くらいの確率で「登校」している。しかし、彼女のカレンダーアプリには明日の予定に「映像解析システムプロトタイプ締め切り」とある。アルバイト感覚でやっているフリーランスとしてのプログラム製作業務であり、おそらく明日は自宅でこの作業をするのであろう。
琴理ちゃんは忙しい研究生活でほとんど家にいないのに、トイレのカメラ群には毎日5回以上の排泄や複数回のおもらしが記録されている。休日にはそれが何倍もの回数となり、作業に集中していたりすると自宅にいるのに漏らしてしまうことも少なくない。
明日は一体、何回トイレに駆け込んで何回パンツを汚すのだろうか。